♧『きみなんか だいきらいさ』

きみなんかだいきらいさ(ジャニス・メイ・ユードリー 文 / モーリス・センダック 絵 / こだま ともこ 訳 冨山房)

友だちと、けんかしちゃって、別れた後も、どうしても、気持ちはおさまらなくて、

「きみなんか だいきらい!」

って、言わないと、気がすまない。

そんなことって、ないかな?

ぼくは、大の仲良しだったジェームズとけんかして、「だいきらい!」って言いに行ったんだ。

だって、いつだって いばりたがるんだもの。

前は、とっても仲がよくて、なんだって一緒にやったんだけど。

みずぼうそうだって、一緒にかかるくらい。

でも、もう、ちがうんだ。ぜっこうなんだ。

「きみとは ぜっこうだ!」

「いいとも!」

「さいならあ!」

「さいならあ!」

・・・

「ねぇ、ジェームズ!」

「なんだい?」

「ローラースケート やらない?」

「オッケー!クルクルクッキー はんぶん あげる。」

 

だって、ジェームズって、とってもいいやつなんだ。

ぼくら、いつでも、なかよしさ♪

     

男の子どうしの、なんともほのぼのとした、ケンカです。

・・・

この沈黙の時間、きっと、おたがい同じ気持ちだったのでしょうね。
そして、仲直りした後は、あとくされなんて、全くなし。

さっきはさっき、今は今。

子どもの世界のすばらしさに、思わず笑顔になっちゃう、手のひらサイズの絵本。

 

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