❁アスチルベ(アワモリソウ・ショウマ)
(英名)perennial spiraea,spiraea(学名)Astilbe
ユキノシタ科 アスチルベ属 多年草
アスチルベはギリシア語のa(欠く・無)とstilbe(輝き)からなり、個々の花は小さく目立たないことから来ているそうです。
7年ほど前、半日陰でも育つ植物というので、「シスターテレサ」という、淡いピンクの花の苗を植えました。
この花が咲いた時の感動は、忘れられません。
一度、株分けしましたが、みんな、元気にしているようです。
春になると、地面の下から、小さな葉がそっと地表に出てきます。
そして、5月になると、今まで何もなかった空間に、花の茎がすっくと伸びています。
「あ!アスチルベが咲く!」
この茎に気づいてから、期待に満ちた毎日が始まります。
そして、蕾がだんだん色づき、この花が咲き出すと、あたりの空気が和らいでいきます。
(写真は、咲き出した頃。もうすぐ、花穂の先までピンクになります。)
そのフワフワした存在感、風にゆれる可憐な姿・・・。
輝きがないなんて、とんでもない。
心を、きらめかせてくれる花です。
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Posted:
5月 27, 2013 月曜日 at 8:46 am