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いつも心に花と羽

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✵旅するハープ48(『ルルちゃんの おたんじょうび』)

9月7日は、福岡雙葉小学校附属幼稚園に、ハープを持って伺いました。

ステンドグラスの美しいホールで、ひととき、小さい子どもたちと過ごさせていただいたのですが、子どもたちが元気で、とてもとてもかわいらしかったです。

 

曲に関しては、幼稚園ということなので、子どもたちと一緒に歌える歌は何でしょう?・・・という事で、予め、副園長先生とH先生にご相談をしていました。

そこで、「うみで およぐ」「お星がひかる ぴかぴか」という賛美歌をハープの伴奏で一緒に歌ってもらいました。

 

それから、今回は、『ルルちゃんの おたんじょうび』という、プチもの干し劇場をさせてもらいました。

夏休みに、寮から帰ってきた娘に、

「幼稚園のお誕生会に持って行くんだけど、子どもが共感できるお話って、どんなものかしら?」

と、相談すると、

「弟が生まれて、ちょっとやきもちを焼いて寂しい思いをする女の子のお話がいいんじゃない?」

というアイディアを出してくれたので、そこから、お話、絵、音楽をつくって、小さくまとめてみました。

(「星に願いを」の曲も入れたりして・・・)

簡単に言うと・・・

「すぐ帰ってくるからね。」って、お母さんがいなくなって、初めて弟と二人きりのお留守番をするルルちゃん。

ドキドキしてたら、やっぱり、弟が泣き出します。

「うるさーい!」耳をふさいでも、泣き続けます。

こんなに泣いていて大丈夫かしらって心配になって、ガラガラであやしてみたら、弟が笑い出して・・・その笑顔にルルちゃんの心もほぐれて・・・。

そこで、ペガサス登場です。

「やさしいことをするとね、心に花が咲くんだよ。その花を、ぼくが届けるよ!」

(今回は、夫が、子どもたちの間に、ペガサスを飛び回らせてくれました。)

お母さんは、すぐに帰ってきました。なんと、ルルちゃんの誕生ケーキを買ってきてくれていたんです。

夜になって、家族で「ハッピーバースデートゥーユー」を歌います。

やっぱり、お母さんもお父さんも、ルルちゃんをとっても大切に思っていたんですね。

・・・というところでお話は終わり。

 

お歌を、いっしょうけんめい歌う子どもたち。

ハープの音色に、静かに聴き入り、素直に「きれいね」って言う子どもたち。

羽ばたくペガサスに触れたくて、思い切り伸びをする子どもたち。

「先生、涙が出てたよ。」って教えてくれる子どもたち。

 

子どもたちの瞳に、本当に、心が洗われたひとときでした。

 

先生方の温かさにも、感動でした。

準備、そして後片付けも、ずいぶんお世話になりました。

又、今回は、夫の同僚のT先生のお力をずいぶんお借りしました。

 

本当に、みなさま、ありがとうございました。

mari


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