❁アジサイ(紫陽花)
(英名hydrangea 学名Hydrangea spp.) ユキノシタ科 ハイドランジア属 落葉低木
ハイドランジア(Hydrangea)は、ラテン語のhydor(水)と、angeion(容器)から来ているそうです。
花色が変化するので、「しちへんげ」という和名もあります。
上の写真は、北九州若松区修多羅の高塔山公園の紫陽花。
ここでは、子どもたちによる植樹などの市民活動でアジサイは約4万6000株もの紫陽花が植えられているそうです。(2010年6月現在)
「あじさいの小径」などの案内板もあり、みなさんの心遣いを感じました。
紫陽花は装飾花と呼ばれる種類。
花びらのように見えるのは、実は萼で、その中の小さなものが花だということです。
(どこに花があるのかな?)と、近づいて見てみると、ぽちっとした蕾や、ちっちゃな花火みたいなかわいらしい花がありました。
*右の写真をクリックすると萼の中に、花が咲いているのが見えるかな♪
紫陽花の印象は、4枚の萼が平たく四角形に咲いているっていう印象だったのですが、じっくり見ると、萼の形は、完璧に均一という訳でもないみたい。
そして、花びらのような萼の数も、4枚のものが圧倒的ですが、5枚や3枚のものもあって、意外とアバウト!
「ああ、紫陽花ね。」と通り過ぎていくだけの花だったけど、じっくりと見てみると、なんだか親近感が湧いてきました。
色も形も微妙な変化があって、つきあってみると、味わい花のようです。
みなさんの手で植えられたまだまだ小さな苗たち。彼らも、きっと来年は、一回り大きく育っていることでしょうね。
0
19
6月
Posted:
6月 19, 2012 火曜日 at 7:24 am