❁ルピナス
ルピナス(英名lupine 学名Lupinus)マメ科 ルピナス属 (*写真をクリックすると、映像が大きく見えます)
ルピナスとは、ラテン語でオオカミという意味。ヨーロッパでは荒野によく咲く花なので、荒野で生きるオオカミと関連づけて名付けられた。
花が下の方からだんだん咲いていく事から、ノボリフジ、又、ウチワのような葉の形からハウチワマメという和名がある。
「ルピナスさん」という絵本がある。「特別に好きな絵本5冊」の中に入るくらい大好きな絵本。
といっても、この花は、日本では、あまり見かけない花のような気がしていたけど、なんと、福岡県小郡市光行では、地元の住民グループ「味坂21の会」の人たちが、たくさんのルピナスを育てているという。
24,000平方メートル(約8,000坪)の農地にポピー約100万本と、ルピナス約5千本の花が咲く様子を、5月中旬に、見ることができるらしい。
あの、大好きな絵本のように、咲き乱れているルピナスを見ることができるのかしら・・・?ドキドキしながら、そこへ向かった。
あたりは、広い平地。そして、黄金色の麦畑の続く中、カラフルなルピナスと、赤とピンクのポピーは、あたりの風景を鮮やかに彩っていた。
近づいてみると、色とりどりのルピナスの花。それも、高さ50㎝ほどもある見事な花穂。
地域の人たちの力で、こんな、夢のような光景が実現することに、びっくり。あの絵本のルピナスさんのような人たちが、存在していことに・・・感動。
近くの景色 一面のポピー畑
傘咲きルピナス(紫:ブルーボンネット、赤:テキサス・マローン) ルピナスのタネ?
5月 15, 2012 火曜日 at 3:06 pm