✵いつも心に花と羽♪
花は愛。羽は自由。
どんな時も、心の中に花と羽を持って生きていきたい。
それが、Flying Islandのテーマです。
たとえ、どんなに苦しい時でも、それさえあれば、心の中の灯火は消えることがないはず。
・・・
「心に花(愛)」
実際、そうあるためには、生きている中で、誰かを信じていられること、何かを心から大切に思っていられること、そういう支えが、大きいのかもしれません。
「信じる」という事は、不安の多い 今の世の中で、本当に難しいこと。
でも、赤ちゃんが親を、ただ信じているように、
動物が、生きるために、ただ一生懸命で 迷いがないように、
損得のない、ただ信じるという行為、それが、すでに美しく力強いもの。
でも何を?誰を?
隣にいる人を、自分にとってどうか、という事ではなく、一生懸命生きている、その人という存在自体を信じる事もできます。
自分に向けられるかどうかは別として、その人の持つ優しさを信じることもできます。
共に時を過ごしたい、その人の同じ気持ちを信じる事もできます。
その人の思いはあなたに向けられているとは限らない。時には過ちも犯すかもしれない。
でも、その人が生きている事を嬉しく思い、誰に向けられるにせよ、その心の中の愛を、ただ信じることができるのなら幸せです。
その誰かと、思いを共感していく事ができるならば、その信頼は、強い絆になるでしょう。
もし、人間に疲れてしまったら、自然を感じ、それをただ信じることもできます。
星々のスケールの大きな営み、それに思いを寄せ、その中で生きているという、その事に、大きな安らぎを感じ、宇宙のバランスというものを信じることもできます。
動物の、まっすぐな瞳を信じることもできます。
そうやって、何かを信じることによって、心の中に、すっくと伸びる一本の芯ができ、強くなれる気がします。
「何ひとつ、変わらない物はないから 何も信じない」
そういう考え方もあります。
バランス感覚だけが頼り、そんな生き方も。それでいて、愛を心に持って生きようというのは、本当に大変だと思います。
だけど、それも不可能ではないのかもしれません。
「愛」といっても、いろいろあるけど、「誰かのしあわせを願って 行動する」・・・愛ってそんなものかしら。
誰かのためならば、自分の力を越える力がでる、そんな実感、みなさん、お持ちなのではないでしょうか。
行動の原動力が「誰かのため」・・・だったとしたら、そんなキセキ、たくさん感じられるし、何より、しあわせですね。
「心に羽(自由)」・・・これも、意外と難しいものです。
何かに立ち向かい、それを乗り越える時、心に作用反作用の理屈で大きな力が生まれ、一途に乗り越えようとする翼ができる、そういうことは、よくあります。
でも、多くの場合、じんわりと来る「不安感」(将来の事とか、人がどう思っているかとか、自責の念だとか)の持続に、心が押しつぶされて小さくなってしまう、そんなケースの方が多いから、そこで、「心に羽を!」みたいなお気楽な話は、ちゃんちゃらおかしい、そんな感じなのだと思います。
でも、だからこそ!って思うんです。
それでもなお、心に羽を持てたとしたら、それは、自分の心の中の、立派な「革命」なのだと思います。
(わたしはそれを「ファニーローズ革命」と呼んでいます(笑))
じわじわと攻めてくる、いつ終わるともしれない不安、それにも関わらず、「お気楽」な気持ちを持てたら!
(ま、なんとかなるか・・・みたいな)
先の事、心配して心を暗くしたって、どうしようもない。
心配な時は、一旦、心は置いといて、どうしたらいいか、頭で整理して、で、どうしようもないことは、もう、運に任せる。
その方が、いざ、という時、エネルギーが残っているでしょうし。
いつも、今、できる事をする。周りの人にも、できるだけの事をする。
それしかないし、それでいい。
心に羽を!・・・それは、笑顔の革命。
・・・ちょっと大げさ。
だけど、今、自分の心を守るのが、とても大変な時代。
誰かの役にも立って生きていきたいとしたら、そのためにも、自分の気持ちは、ホント、何とかしないとね。
できるんじゃないかな?
つらいのは「自責の念」。これも、じわじわと心を痛めつける。
人間、意図せずに誰かを傷つけることもある。そして、それは、とてもつらい事。
だから自分が嫌い!そうなりがちだけど、そこが勝負。そんな自分を認めながら、許してあげる。
みっともない、情けない自分も、やっぱり許して認めてあげる。
そして、自分を好きでいてあげる!
・・・意外と大変。特に、真面目な人間にとっては。
でも、そこをクリアしないと!・・・自ら命を絶ったとすると、周りの人たちはどれだけ傷つくでしょう?
それをしないためには、自分を許してあげる、その事が本当に大切!!!
で、自分を(失敗だらけで、考えなしで、みっともない自分。だけど!にも関わらず!)認めてあげて、笑って許して気楽につきあっていこうって思ったら、ホラ、もう、心の中には、羽が生えてきている!
こんな自分でも、ま、いいか。
心の中に、いつも、ちょっと「ごめんなさい!」って気持ちがある。
その傷も、そのまま、持ち続けつつも、
・・・生まれたことに感謝!この人生に感謝!・・・
そして、明るい気持ちでよく見ると、
世界は、なんて 美しいのだろう!!!
そうして、日々、生きている事に感謝して、
楽しいことや、幸せなことを、感じ取る感性を磨いていくと、
心の羽は、どんどん伸びやかになってくる!
心に持ち続ける傷は、あなた自身の深みとなり、
光を、一層 まぶしく感じさせてくれる陰影となる!
「いつも心に花と羽♪」 って、そういうこと なんです。
長い話でした。 つきあってくださって、ありがとうございました。
10月 5, 2011 水曜日 at 10:17 am