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いつも心に花と羽

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❁ビヨウヤナギ

(学名)Hyperricum chinensis
(和名)びようやなぎ(美容柳)(未容柳)  びじょやなぎ

オトギリソウ科 / オトギリソウ属 落葉低木

学名のヒペリカムはギリシア語のhyper〈上)とeikon(絵、像)に由来し、古代、真夏の祭典で悪魔よけの象の上に置かれたことによるそうです。

5年ほど前、庭に植えたビヨウヤナギ。
小さな株から植えたので、なかなか花をつけませんでしたが、
昨年から、6月頃から鮮やかな花を咲かせてくれています。
輝くような鮮やかな黄色の花に、黄色の長い雄しべが100本以上フワフワとついていて、明るい風景をつくってくれています。

よく街路樹で見かけるキンシバイを見て、家に植えたのも「コレ!」と勘違いしていましたが、調べてみてやっとその違いがわかってきました。
見分けるのには、ここを見たら良いようです。

キンシバイ(金糸梅)
雌しべが花びらより短い
葉の付き方が対生(茎の一つの節に向かい合ってついている)

ビヨウヤナギ・・・・・・・・・雌しべが花びらより長い
葉の付き方が十字対生(上から見ると十の文字のように葉がついている)

ビヨウヤナギの葉は、キンシバイより長めで、柳の葉のようだ、という名の由来でもあるようです。

町で見かけるこの花たち、見分けがついたら、ちょっと親しくなった気分になれそう♪

Categories: ❁花の名前

mari


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  ☆ 花のなまえ ☆



「花の名をひとつ覚える度に、世界中に、友だちがふえていくよ♪」

ウサギのリリィは、そう言います。


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    出典:
    ・浜田豊「花の名前」日東書院2005年
    ・高木誠、夏梅陸夫「誕生花366の花言葉2005年
    ・J.アディソン「花を愉しむ事典」八坂書房2002年
    ・C.M.スキナー「花の神話と伝説」八坂書房1999年

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