Flying Island

いつも心に花と羽

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✵旅するハープ58(You Raise Me Up)

 

Sさんのこと。

 

Sさんが以前、地域の公民館館長さんになられて、

しばらくしたある日、

用があって公民館を訪れた時、びっくりしました。

入り口から、なんともいえない清々しい感じ。

なんだろうと思ってよく見ると、そこここに、草木の緑がさりげなくあふれていたんです。

野の花のアレンジの草花、フェンスに吊るした緑の草花・・・

「あ、ルピナスさんだ!」

と思いました。

 

小学校、中学校の玄関や体育館で、機会がある毎にいけられた、ダイナミックで華やかな花々

その迫力に、場は活き活きとしていました。

それを、いけられているのも同じSさんでした。

 

夫がPTA関係でのボランティアに加わるようになり、でも、忙しくて、動けなくて申し訳ない思いでいた時、

「できる時に、できる事をすれば、いいとよ。」

ニコニコして、さりげなく、でも力強く言葉をかけてくれたSさん。

 

地域の人たちに、一人ひとり、それぞれが持つ力を発揮する場づくり、それを支えること

子育てで不安な親や、独居老人に会いに行って、お話すること

困った人の話を聞くこと

文化活動の場づくり

緑とあふれる彩りの花々で街を満たしていくこと

ガーデニングの教室で伝えていくこと

 

あれほどの感性をお持ちなら、

胸を痛めることも、いっぱい いっぱい あるはずなのに、

強い自己主張をされるわけでもなく、さりげなく、

明るい笑顔を見せてくださるSさん

 

本当にすごいと思います。

 

私は、Sさんの事を心のなかの星のように思いながら、

たまに、お手伝いをさせていただいたりしていましたが、

「困ったときのよしたけさん」

と言っていただいたことがあって、それは、本当に嬉しくて、

この言葉は、宝物のように心の中にしまっています。

 

そのSさんからのお言葉がけで、9月7日「夕涼みコンサート」出演させていただきました。

暑い中、準備をしてくださった方々、市の職員の方々、ボランティアの方々、当日、力を貸してくださった方々、本当にありがとうございました。

 

当日は、音響、大道具、小道具(?)、夫(H)と子ども(T)が手伝ってくれたのですが、途中、Hからの合図にTが気づかないと、側にいた方が、

「ほら、お父さん、呼んでるよ」

と、Tに気づかせてくれたり、音量が大丈夫かな?と、心配するHを見て、客席の後ろの方にいた方が、大きな丸サインを出してくださったり、

観客の方々にまで助けていただいてのコンサートでした。

 

今回は、フルートの太田智子さんに、一緒に演奏してもらいましたが、合唱のスマイリーsmillyさんたちのパワーに自作の歌を歌ってもらったり、

本当に、色々な方のお力を借りました。

 

ありがとうございました。

そして、雨の中、わざわざ来てくださったみなさま、本当に、ありがとうございました。

・・・

「You Raise Me Up」

その歌詞の通りの思いを、つよくつよく実感しました。

Sさん、両親、親戚、家族、友人、知り合い、たくさんの方々のおかげで、今、生きていることに、

心から感謝しています。

OFF
mari


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心の中をのぞいたら、
みんなが持っている
愛の花と、自由の羽。

心の天気は変わりやすくて、
見えないこともあるけど・・・。

しあわせは、きっと、そこに♪

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