2019年08月24日(土)

天候:曇り、小雨
参加者:田崎、林、平田
走行距離:240 km (8時~16時)
記録:平田

 基準排水量 約5,100トン、全長151m 全 幅:18.3m 深 さ:10.9m、主機関 ガスタービン4基(2軸)、馬力 64,000PS、最大速力30ノット、主要装備 高性能20ミリ機関砲 2基、VLS装置 1式(短SAM、アスロック兼用)、62口径5インチ砲 1基、魚雷発射管 2基、SSM装置一式、FCS-3 1式、航海レーダー 1式、水上艦用ソーナーシステム 1式、えい航式パッシブソーナー 1式、魚雷防御装置 1式  EW装置 1式、情報処理装置 1式(WEBより)

 以上、下関市唐戸岸壁で遭遇した護衛艦「ふゆづき」の諸元。24日当日は馬関祭が唐戸市場周辺で開催され、何気なく立ち寄った昼食のそば屋の目の前に停泊し、一般見学会が行われていた。今回は天気の不安を抱えながらのツーリングで、降水確率が低めな地域として、近場の下関が候補地となる。彦島にある老の山公園から関門海峡、玄海灘、北九州市街地の遠望を楽しもうと、目的地とする事に。
 午前8時に野芥を出発、玄海灘の海岸線を通るルートで行くことに。R3号線バイパスの多々良から先が開通したことは知っていたが、まだ通っていなかったので、一度空港まで東進し、それからR3号線で北上する。さすが3号線、国道が交差するところでは片側6車線、他ではお目に掛かれない。それにしても主要国道は土曜でも通行量が多く、いつまでも車列が途切れない。香椎周辺の真新しいバイパスでは、交差する道路も少なく快走だ!市街地の中を突っ切る場所もあるのに、道路用地の確保が大変だったと推察される。古賀市花見から津屋崎方面へと入り込み、後は田舎道をのんびり走る。旧津屋崎町役場横のコンビニで最初の休憩、此処まで1時間50分。
 何処までも低く垂れこめる曇、いつもならここからの絶景海岸線はツーリングとして楽しめるコースなのだが、何せ雨がいつ降り出すかとの不安を抱えていると快適気分も半減。松林が続く海岸線側へ回り込む気持ちを抑え、ショートカットのルートで先を急ぐのみ。若戸大橋経由で戸畑に入り、そのまま小倉駅の北側経由で、門司の海岸通りを走り抜ける。漸く通行料100円の関門トンネルへ入るが、それまで割と冷ややかだった気温が、一気に夏の温室の中に入ったようにむっとする。排ガスも漂っているので、出来るだけ早く抜け出したかった。やっと深呼吸が出来る下関側に通り抜け、彦島を目指す。海を跨ぐ彦島大橋を渡ると小高い丘が正面に現れ、案内板に従い丘陵頂部の公園へ。更に頂上は駐車場から3分程の丘の上、汗をタラタラ登ったのに下関3大がっかりの老の山公園!360度の眺望は望めず、木々に阻まれ部分的な視野しかない。誰かあと10mを超える展望台を作ってくれたら、訪問者ももっと増える事間違いなし。

 雨の心配もしつつ、食事処を探し唐戸市場方面へと向かう。本当は海鮮丼等を目指したいが贅沢はいえないし、唐戸市場へ入り込むと待ち行列で時間が掛かりそう、ということで目についた 生そば あずま(東京スタイルの醤油色出汁)にUターンして入る。そこで目に入ったのが冒頭の「ふゆづき」の一般公開。最初は見学予約が必要かなと、まあそれでも近くまで行って写真でもと、いう事になった。近くにいた自衛官に見学の事を尋ねると、予約なしで持ち物検査だけして貰えればOKとの事。滅多にない機会とゆっくり乗船見学。


目の前の装備は迫力あるものばかりで、電子戦兵器ばかりで人間のスキルが入る余地なしか。建造費700億円台になっているのも頷ける。甲板の案内員に装備の事などを質問しつつ、カメラシャッターをお願いする。他にジープの展示などもあり、見学に小一時間はかかった。まだ空はどんより状態で、いつ降ってもおかしくないし、林さんの雨雲レーダー情報によると、降水まで残された時間は2時間程度。究極の選択肢として、帰路全線高速利用で出来るだけ早く帰る事に決定!古賀SAでティータイムと決めていざ高速へ。
 いつもの事ながらホークが100kmを超えるとトラブル不安が対数的に上昇!先頭の林さんが90km程度で走ってくれたが、それでも時には追い抜きが必要な場面があり、やっとの最高速度110kmが精一杯。混雑する古賀SAでコーヒー休憩をとり、まだ空模様はいけるかな?の状態にも見えたが、平田以外は合羽着用無しでまた本線へ。5分もしないうちに小雨が落ちてきたが、お二人は少し肌寒い思いをされたかも知れないし、風を受けて着干しで何とかなったかも知れない。今回は最初から空模様が怪しかったが、滅多に遭遇しない自衛艦の見学が出来たのがラッキーだった。

野芥 → 環状3号線 下道 → R3号線 → 津屋崎 → 芦屋 → 若松 → 若戸大橋 → 小倉 → 関門トンネル → 彦島 老の山公園(11時45分) → 唐戸 生そば あずま(12時30分) → 自衛艦「ふゆづき」乗船見学 → 関門橋 → 九州州自動車道 → 古賀SA(14時50分) → 都市高速 →  野方

blog/2019年08月24日_土.txt · 最終更新: 2022/02/06 00:34 by 127.0.0.1