2018年10月08日(月祝)

天候:晴
参加者:田崎、吉武、平田
走行距離:305 km (8時~17時50分)
記録:平田

 2週連続の大型台風襲来で、天気の回復が危ぶまれた10月の3連休だったが、朝から晴れわたり気温は低めながらも、日中は26℃の予報、ツーリング日和となる。10月は皆さんのタイミングが合わず、3人のみでちょっと寂しい気もするが、今シーズンもあと10・11月と2チャンス。今日もしっかりとツーリングを堪能したいと、準備万端で野芥に集合、自ずと行先は南か東か。
 7月上旬の西日本豪雨で、各地で道路の通行止めは未だ継続中の所もあり、いつもの三瀬峠はあきらめ、250円也のトンネルを利用。まだ気温が10℃台で、山間部を通るとさすがにもう一枚重ね着してくれば良かったと後悔する。朝露の下りた山間の黄金色の田園地帯を通過し、一気に神崎の平野部へ降りる。そこでは水田が大豆畑に代わり、こちらはまだ青々としている。いつもながらののんびり田園地帯を、南へと快走する。特に渋滞もなく、矢部川に架かる大橋を渡る。一昨日の雨のせいではないが、いつもの濁った水で満潮状態。大川市では、5月の風物詩ニュースに出てくるエツ漁解禁をはじめとする郷土料理の店を散見。話のタネに、どんなものか一度はお邪魔したい。
 大川市から乗った有明海沿岸道路も前方の低速車に邪魔されることなく、周囲の景色を楽しみながら余裕の走行。これまで柳川市では一般道におり、交差点の度に止まっていたところも、全高架となりストレスフリー。後は大川市と佐賀市の間が開通すれば、もっと使い勝手が良くなることだろう。カーナビに案内され進む道は、住宅街の生活道路もお構いなし。車の離合が難しい道を注意しながら抜けていく。
 目的地の菊池渓谷の途上となる山鹿市、熊本県の名所ランキングに出てくる弘法大師所縁の「金剛乗寺」にカーナビを再セット。建齢不明の楼門が紹介写真に上がっていたが、付近を通るも、入り口を通り過ぎ周囲を1周半。それでも入口が分からず、近くの公園にバイクを停め、徒歩で探索。かろうじて見えた2つの丸い寺の屋根の金具で見当を付け、やっと到着。

由緒ある寺にしては分かり辛い。そこには歴史を感じさせる風化した木材の門が建ち、屋根裏には良く見ないと分からない梵鐘が鎮座、それに繋がるロープが垂らしてある。最近の大型台風が直撃すると間違いなく倒壊しそう?門の前で、レンズフード異常のアラームが消えない田崎さんのカメラで、四苦八苦しながら証拠写真を撮った後、これからのツーリングの無事を願って参拝。
 お賽銭をケチったからか、願いは半成就!菊池市街地から菊池渓谷へ向かう左折直後に右折する交差点で、平田と後続のお二方が分断。先頭を走っていたが、菊池渓谷への道は案内看板もあるし、一本道だからと後続が全く見えない状態で走り続ける。暫くすると3台ほどの車の後方にライトを点けたバイク4台。多分その中にいると思い込み走り続ける。信号も殆どない道路で止まる事もなく走り続け、漸く間にいた車がいなくなりバイクの姿を確認すると何だか変?それでもまだ距離が開いていたので良く分からいまま走り続けると、とうとうその4台は別のグループと判明。やっと見つけた菊池渓谷の第1駐車場で待つことにし、そこへ吉武さんから携帯電話、現在地の確認と、くだんの交差点で道を間違ったことが判明。おまけにもっと早いタイミングで携帯メールが入っていたが、走行中には全く気付かず失礼しました。お賽銭をはずんでおけばと後悔しきり。因みに、菊池渓谷の紅葉は全くないといって良いほど青々。
 合流後、気を取り直して小国のそば街道へ。この時期は新そば?と期待をもって、阿蘇外輪山の牧場を縦断する道路を、阿蘇・久住の山並みを遠望しつつ、空腹をエンジンに快走。以前尋ねた押戸石の丘入り口横を抜け、そば街道への近道の狭隘道路へ入る。10分もしないうちに最初のそば屋に着くも、既に車が20台程度あふれている。これは待たされると次の店へ。道路より1段下がった川横のポツンと一軒家、風情たっぷりの「季理」へ到着。ここでも13時をとっくに過ぎていたが30分店外で待ち、歯ごたえ良しのおいしいそばにありつく。3人別メニューを注文し、私は当店一押しの鴨と野菜素揚げのつけ汁そば1800円也。これでそば街道10軒程のそば屋の内4軒を制覇した事に。

 カーナビで帰宅ルートを検索し、鯛生金山経由のR212を推奨。中山間部の集落を走り抜け、次第に山深い福岡県に通じる峠道へと向かう。鯛生金山でも大勢のライダーが駐車場に憩っていたが、季節が良い時期なので皆さん満足気。
 矢部村から黒木町、八女市と走り、漸く見つけた喫茶店はツタヤ併設のドトールコーヒー。ファミリーの娯楽場、地域の社交場、はたまた学生の勉強スポットになっているようで、喫茶店は盛況。バナナ入りのチョコレートケーキセットで暫し休憩、そのあとは一気に帰福。ところが渋滞のないとみた背振トンネル経由は、そこに至るまでの神埼辺りで車渋滞。苦労しながら横をすり抜け、後は一気にトンネル越え。18時過ぎの薄暗くなった中を無事帰宅。報告の中の時間記録は、立ち寄った店などのレシートの記録時間。皆さんお疲れさまでした。11月がシーズン最後になりますので、ご一緒しましょう!

野芥Mrマックス → 三瀬トンネル(8:32) → 神崎市 → 大川市(有明海沿岸道路) → 大牟田市 → 山鹿市(金剛乗寺) → 菊池渓谷(12:20) → 小国町そば街道(季理)→ 小国町GS(14:32)→鯛生金山(15:02) → 矢部村 → 黒木町 → 八女市「ドトールコーヒー(16:12)」 → 神埼市 → 背振トンネル(17:32) → 那珂川市 → 野方

blog/2018年10月08日_月祝.txt · 最終更新: 2022/02/06 00:34 by 127.0.0.1