天候:晴れ
参加者:田﨑、林、石橋、平田
走行距離:200km(9時30分~16時20分)
記録:平田
32.6km/L これはすごい超燃費!これまで20km/Lチョイで、180kmも走るとリザーブ必須のホークに較べるとガス欠の心配が全くなくなった。今回は200kmのショートツーリングだったが、14Lタンクの半分しか使っていない計算。走っている間に表示される燃費計が20km台から徐々に伸びていき、帰宅した時には頭書の数字に落ち着き、カタログ通りの数字に満足。
1月下旬に65万円で買った2018年登録NC750X、初めて企画した2月ツーリングでデビューだ。大牟田のバイクショップから帰る時に有明海沿岸道路、東背振トンネル、小笠木峠と抜けて来たが、マシンの特性や機器の使用方法等、何が何だか訳も分からない状態で走ったので、是非近々にナナハンの実力を試してみたかった。それで、普段は企画しないシーズンオフの2月ツーリングとなる。参加頂いた方には私の我儘にお付き合い頂き、感謝しかない。
最高気温15℃の予報とはいえ朝の気温はそこまで高くはないので、流石にいつもの集合時間ではなく、ちょっと遅めの9時30分にナフコ集合。ついでに、NC750Xのリターンギヤチェンジを踵でも出来るようにする為の工作部品を下見する。カーナビ取付は事前に済ませたので、こちらも初の実戦運用で確かめる事にする。画面角度、耐振動面等で実用になるか楽しみだ。但し、9,800円カーナビでは事前チェックで、通常画面に表示される施設、公園、観光地などが登録されておらず、役に立つのか不安もある。
ナフコで田崎さんのインカムとペアリング開始、久しぶりの使用で一発では接続出来ず、5分程電源入り切り等を繰り返し、漸く通話開始。お互いのインカムを疑いつつ、設定をいじりながらやっと出来た始末。次回は是非、一発通信を期待したい。いざ出発!ショートツーリングで時間と距離を稼ぐために西九州自動車道で一気に西進、行先はそこで相談することに。自動車道トンネル内では風切音が倍増し、平田インカムの音量設定も悪く、田崎さんとのコミュニケーションに苦労する。まだ直線道路中心にしか走っていないがNC750Xのパワーは実感できる。鏡山東側の上り坂をス~イスイ上る。ホークだったらシフトダウンを繰り返し、勢いを付けないと80km以上の巡行は不可能だ。それにエンジン音は静かで、安定感が抜群。トップギヤで楽々走れるのでクラッチ操作、フルアクセル操作もない。極楽、極楽! 鏡山山麓の温度表示では13.9℃、風を切るとまだ冷やっこい。
北波多ICで降りて北進し、休憩したコンビニで行先は鷹島になった。鮮魚が売りの場所なので、先ずは「道の駅 鷹ら島」で休憩すると、マグロの解体ショーが進行中。
まだブロックまでさばき切れていなかったので購入せず。昼食にも早く、旧モンゴル村まで足を延ばし、ホークス選手の手形が彫刻してある優勝記念石碑の前で記念撮影。
残念ながら園内の丘陵地には入れず眺望は北・東方面だけだったが穏やかな海が展望できる。ついでに鷹島を南北に横断し、鷹島大橋に近いお食事処「海道」で海鮮丼の昼食を頂く。やはり新型コロナの影響か、店内は混雑する事もなくさっと席に着く。3種類の大きな刺身が載った丼は豪快そのものでやはり鮮度が違う、皆大いに満足。
帰路は鷹島大橋を戻り南進し、伊万里市へ抜ける予定が、一本手前の県道に入り込み予定外のいろは島に到着。何故か多くの人だかり、しかも広場にはフリマも開催中。尋ねると、ワンちゃんの写真撮影に集まった人らしい。かわいい愛犬を抱き、歩く人が目についた。我々は透明度の高い穏やかな内海を見て暫し休憩。気を取り直し、島嶼部の曲がりくねった狭い道を走り抜けるNC750Xは、減速の為に3速まで使用したが、カーブを抜ける時の加速感は力強く、極楽極楽!今回はホークに較べ感覚的にはクラッチ操作が1/50、大きくアクセルをひねる回数は更に減った。少々きつめの坂道を上る時は、2番手の石橋さんはホーク同様アクセルワークに精力を使いつつ、途中で見えなくなる時もあった。キチガイに刃物?ナナハン恐るべしでしょうか。
南波多ICから西九州自動車道に合流し浜玉ICで離脱、R323で七山村へと向かう。途中、鳴神の庄でお土産の野菜を調達し、この後予定のある林さんとはここで解散。誕生日の家族食事会との事、嗚呼うらやましい。山間部の勾配のある国道も快調に走り、最後の七山から糸島へ抜ける長野峠攻略へ。早朝までの雨で路面が濡れているところも残り、若干冷や冷や物でワインディング道を傾車感がまだつかめていないので慎重に抜ける。加速スピードにたまらず抑えるため2速まで落とすところもあったが、減速後の加速感はまた充実している。もう少し乗りこなさないとギヤチェンジがぎくしゃくするところもあり、春以降のツーリングが楽しみだ。長野峠を下ったコンビニで、スイーツとコーヒーで談笑・休憩した後、流れ解散で帰路につく。まだ乗りこなすところまでは行っていないが、マシンについては総合で及第点以上。ホークと2台体制になったので、バイクに乗る機会が増えそうだ。皆さん今シーズンもよろしくお願いします。
(追記) 40年物のCB250Tホークと比較してNC750Xのメリットは
ABSがついて安全・安心度アップ。グリップヒーターとグリップガードで冬でも温かツーリング。大型キャリアバッグとタンク収納で、手ぶら散策とお土産の収納場所の心配なし。ETCで料金所ノンストップ。燃費の目安が分かりエコ運転に貢献。大型ガソリンタンクと省燃費でガス欠の心配減少。距離計2個で通算走行距離が記録可能。パワーアップ、ギヤチェンジ・アクセルワークの減少で疲労度が減少。特に走行中エンジンの静粛性。マシントラブルの怖れなし。ワイドタイヤで溝切道路での横滑り恐怖心の消失。大型重量バイクの走行安定感。
行程:
福重ナフコ(9時30分) → 西九州自動車道 → 北波多IC → 鷹島 道の駅 鷹ら島(11時30分) → 旧「モンゴル村」 → 昼食「海道」(12時30分) → いろは島(13時30分) → 南波多IC → 西九州自動車道 → 浜玉IC → R323 → 鳴神の庄(14時45分) → 長野峠 → ティータイム「ファミマ長糸店」(15時20分) → 日向峠 → 野方(16時20分)