天候:曇り
参加者:野中、林、石橋、平田
走行距離:245 km (9時~17時15分)
記録:平田
1981年製ホークCB-250Tの距離メーターがついに8万kmを突破!エンジン快調、一方で力不足と燃費の悪さは否めないが、次のゾロ目88,888kmを目指したい。31日(日)のツーリングは各地で桜が満開となったので、佐賀県を中心とする花見ツーリングとした。気温は道路わきの温度計では往きも帰りも10℃前後、一日中寒風が吹いていたが、初参加の石橋さん(林、平田の中学校同級生 KAWASAKI ELIMINATOR250)の参加で4名となる。兎に角風が冷たい。前日まで20℃を超え汗ばむ陽気が一転し、寒気団の影響で予想最高気温13℃。花冷えとはいえ2月並みの気温に逆戻り。今シーズンの初ツーリングとして、天気と満開の桜は引き当てたが、ブルブル~
事前に作成していた花見リストを参考に、西に向かって先ずは鏡山へ。登山道入り口から山頂へのつづら折りの両側に満開の桜が覆いかぶさる。
所々海をバックにピンクの桜が目を引く。登山道を歩きながらゆっくり花を愛でる家族ずれも散見される。山頂の展望台への遊歩道では、ピンクの桜に交じってやや白っぽい花弁の桜もあり、どれも満開。この寒さのせいで、花もちが良い。山頂広場の満開の桜の下、ツーリングバッグに載っけたカメラで記念撮影。因みに、平田は2月に登山で、林さんは家庭円満の為、前日に奥さんと同地を訪れたとの事。下山した唐津うまかもん市傍の桜並木では、技能研修生と思われるベトナムのアオザイを着た乙女たちが、花をバックに、故郷土産の記念撮影を寒風の中撮りあっていたのが印象的だった。
次は西九州自動車道経由で南波多から、長崎県の福島大山公園に向かう。島の最高地点だけあって、四囲の島々も見渡せ、特に公園内の桜越しに見えるいろは島は天気さえ良ければビューティショット間違いなし。
一筆書きで多くの桜の名所を回りたいところだが、時間と寒さを考え、武雄市に向かう。伊万里市から武雄に繋がるバイパスは時々通っていたが、今回は昨秋9月に開通した若木バイパスを快調に走り抜ける。3.4kmのバイパスながら、下道に比べるとスイスイと武雄市街地入口へ到着。先ず、途中下車は初めてとなる円応寺の山門桜並木のトンネルに圧倒。長さ100m、幅3m程の参道に珍しい形の石門が2ヶ所設置され、その両側から屋根代わりの桜並木が覆い隠す。時折覗く青空に、逆光の花びらが美しい。幹も並木道もスケールは大きくないが、こじんまりとした中に桜花が凝縮されている。皆様、必見です!
午後1時近くなったので、武雄市内で昼食場所を探す。珍しい白餃子の候補も上がったが、次の馬場の山桜から遠くなるので、国道沿いの客が入れ替わっていたので、そこそこかと当りを付け、地元の中華店に入る。寒かったので温たまるものと、ちゃんぽんとラーメンを注文。味は普通だが、熱めのスープに漸く一心地つくことが出来た。
馬場の山桜へ続く山間道路は、車の列が下から続いている。元々付近に駐車場は無く、路上駐車となるが、駐車した車の後ろで動くものと待っている車で渋滞発生。バイクで横をすり抜け、目的の花見スポット傍に無事駐車。山桜は花と葉が同時に出るが、ほぼ満開状態で、下の菜の花畑とのコントラストは見事だった。
武雄まで来たので嬉野まで足を延ばす事にし、茶畑の丘陵地帯に威風堂々の納戸料の桜を目指す。昨年も満開のタイミングだったが、今年も最高状態の中花見をすることが出来た。各地に一本桜はあるが、百年桜として根元から二本の幹に延びる枝ぶりは見事で、また花弁も一見多重に見える程の花弁の豊かさもあって、全体の華やかさはよそとは違う。付近の満開の赤い花桃も、風景に一点のコントラストを加え良かった。
帰りも若木バイパス経由で、途中から唐津方面へと向かい、JAからつ逢地の里で休憩とお土産タイム。こじんまりしているが農産物等をゲットし、唐津うまかもん市傍から西九州自動車道へ入る。予想はしていたが、大入トンネル辺りからスローペースとなり、結局、自然渋滞に巻き込まれ、日向峠へと逃げる。二丈町の松国大山桜横を通るついでに小休止し、立ち寄る。ここの桜も五本の幹別れで大翼を広げているようで見ごたえ十分。山桜なので、はでさはないが、その大きさに圧倒される。
今シーズン初めてのツーリングは、満開の花見でスタートすることが出来良かった。4月はもう少し暖かくなっていると思いますので、距離を伸ばして楽しみましょう!石橋さんのレギュラー参加を待ってます。
福重ナフコ → 鏡山 → 西九州自動車道 → 南波多 → 福島大山公園 → 伊万里市 → 若木バイパス → 円応寺(武雄市) → 昼食 → 馬場の山桜(武雄市) → 納戸料の桜(嬉野市) → 若木バイパス → JAからつ逢地の里 → 西九州自動車道 → 松国大山桜(二丈町)→ 日向峠 → 野方