2018年11月04日(日)

天候:快晴
参加者:田崎、野中、平田
走行距離:220 km (9時~17時)
記録:田崎

 前日から風邪気味で,お休みさせて頂く旨の連絡をしようと何度か考えたが,取り敢えず当日の朝,熱を計ってから考えようと床に入る。朝,熱を計ると平熱よりチョットだけ高い。取り敢えず,集合場所の「みなみの里」まで行ってそこで判断しようとみなみの里に向かう。みなみの里には野中さん,平田さんが既に待機されていた。最高の気分ではなかったが,とにかく付いて行くことに。
 みなみの里から甘木のキリンビール工場へ。既に多くの人が見物に来ていた。満開のコスモスが広大な敷地に咲き誇り,青空とピンクのコスモスのコントラストが素晴らしく,広大なコスモス畑の景色を堪能し,気分もほぼ回復した。

ついでにビール工場の見学をしようと,工場に行ってみたが,予約の人達もいて,1時間待ちとの事,あきらめて出発し,コスモス街道へ。道の両側に植えられたコスモスの間を走る。
 コスモス街道を経て高良大社へ。高良大社からの雄大な眺めを楽しんでから鷹取山へ。

高良大社から鷹取山への道は怖かった。丁度落ち葉の季節で,針葉樹(?)の細かい落ち葉がびっしりと道を覆っていた。5m前後の道で,これまでに通った車の2本の轍の所からだけアスファルトの地面が見える。くねくねと曲がりながら登ってゆく細い道,この轍から外れて落ち葉に乗り上げると間違いなくスリップして転倒してしまいそうな恐怖の連続。先行する野中さんに付いて行きながら慎重に,恐る恐るカーブを切る。それでも,何度か轍からはずれ,速度を落として又轍に戻る。やっと鷹取山の頂上付近の駐輪スペースに到着,一安心。ほんの少し徒歩で登って鷹取山の頂上へ。鷹取山の頂上からは広々とした筑後平野,その向こうに英彦山をはじめ,多くの山々を望むことができた。

暫く眺望を楽しんで,昼食をとれる場所を目指して下山。
 途中に出店を構えた農園(内山農園)で季節の果物,柿を購入することに。農園の人に「試食」を勧められ,各自柿を1個,自分で皮をむいて試食。

「柔らかい柿,硬い柿,お好みに応じてどちらも用意してある」とのこと。甘い柿を試食して,3人それぞれにお土産の柿を購入。ただ,バイクには荷物を載せる場所が無いため,嵩張る柿を持って帰るのには,箱は捨てて2つのレジ袋に入れるとか,カーブで曲がっても柿が傷まないように詰め物を入れるなど,多少のアイディアが必要であった。
 それぞれ,お土産の柿を積んで朝倉市内へ。平田さんお勧めの鰻の店,千年屋へ。待つこと小一時間して部屋に通された。メニューを見るとセイロ蒸し2,550円,特上セイロ蒸し3,200円とある。んー,どっちにしよう。特上は肝吸い付とのこと。さらに,お店の人に聞くと特上はうなぎの量がちがうとのこと。散々悩んだ挙げ句,清水の舞台から飛び降りたつもりで,特上にした。

確かに,特上はうなぎの量が違っていた。一番上だけではなく,ご飯の中にもう1層うなぎが入っていた。味もなかなかで,美味しくいただいた。
 お腹も満足し千年屋を出て耳納峠を疾走して星野村,広川町を経て三瀦町へ。セブンイレブン広川川瀬店横で一休み。野中さんは夜に飲み会のご予定がおありになるという事で,ここから高速で帰途につかれた。平田さんと私は三瀦町から東脊振トンネルへ。この道は吉野ケ里の辺りで結構交通量が多く,前回ほどではなかったが,やはりスイスイと走ると言う訳には行かなかった。多少の渋滞を超えて東脊振トンネルへ。前回のツーリングでも東脊振トンネルを通ったが,その際,通行料を平田さんに立て替えて頂いていたので,今回は私が払う事にした。ところが・・・。料金所に近付いた所で,早めに支払いの準備をしようと思って,左手で左のポケットから財布を取り出し財布を左手に持った。さあ料金所と言う所でクラッチを握って停まろうとしたが,左手には財布を持っているのでクラッチが握れない事に気が付いた。しかし,ブレーキをかけて止まらなければならない。結局そのまま,料金所の数メートル手前でエンストしてとまった。左手に持った財布を再度左のポケットに入れ,クラッチを握り,両足で漕いで料金所まで。大失敗であった。
 秋晴れの1日,暑くもなく寒くもなく,絶好のツーリング日和で,コスモスを楽しみ,ワインディングロードを楽しみ,全行程200㎞ 余り余裕のツーリング,満足の1日であった。

筑前みなみの里(9:00)  → 甘木キリンビール工場(9:40) → 北野町コスモス街道 → 高良大社(11:00) → 鷹取山(802m) → うきは内山農園 →  朝倉市 千年屋(昼食12:30) → 合瀬耳納峠 → 星野村 → 広川町(15:00) → 三潴町 → 背振トンネル → 那珂川町 → 野方