天候:晴れ
参加者:野中,平田,田﨑
走行距離:240 km (8時00分~17時45分)
記録:田崎
午前8時,自宅出発。待ち合わせの場所,筑前町ファーマーズマーケット「みなみの里」に向かう。福岡都市高の下を通り,野多目,立花寺を経て,大宰府から3号線,針摺を左折して山家道を更に左折,途中から77号線に入り三並に至る。道の両側には稔の春(?)。色付いた麦の穂が風にそよいでいた。待ち合わせの「みなみの里」まで約1時間。「みなみの里」にはすでに野中さんと平田さんが待機しておられた。
ほぼ9時に出発,大刀洗町の平和記念館に向かう。途中,人だかりを発見,筑前町上高場地区にある大神宮の境内にある「藤の里公園」で「大藤まつり」が開催されていた。ついでに,と立ち寄って天然記念物の大藤を見学。絡み合った巨大な藤の根っこに感動。
暫く雰囲気に浸ってから大刀洗の平和祈念館へ。
入館するとすぐに案内の人が館内の概要を説明してくれた。館内には大刀洗飛行場の歴史と共に零式戦闘機と九七式戦闘機が展示されていた。どちらも歴史を感じさせるもので,「こんなものが空を飛んでいたのか」と感心させられた。また,戦時中の様々な遺品・記録は,若くして戦火に散った人たちの思いが伝わり,心を打つものが多数あった。
平和祈念館を出て南下。柳川の「中山の大藤」へ。
折からここでも「中山大藤まつり」が開催されており,多くの人で溢れていた。この大藤は樹齢約300年との事。福岡県指定の天然記念物だそうである。小さな川に太鼓橋がかかっており,小川,太鼓橋,藤の花の3つの取り合わせが清々しかった。
柳川と言えばウナギのせいろ蒸し。お昼はこれしかない。いわゆる「老舗」には長い行列ができていたので,ちょっと違った店に入る。和室で3人だけでゆっくりと昼食をとる事が出来た。味もなかなか。やっぱりせいろ蒸しは美味しい。
腹ごしらえを終え,つつじを見に山鹿市の日輪寺に向かう。有明沿岸道路を快走し南関を経て山鹿市日輪寺に到着。平田さんの話では,本当に満開の時期に遭遇すると,遠くからピンクの花斜面が見えるとの事。今年は花の時期を少し過ぎていたようであった。とは言え,つつじ公園の斜面にはまだ,何種類ものつつじが花を残していた。
中腹には巨大な仏像もあり,その横顔を見ながら登ること10分(?),丘の上に出る。丘の上には竜王山古墳という小さな古墳がある。
翻って見ると,素晴らしい眺めが楽しめる。ただ残念なことに,この日はPM2.5が襲来しており,余り遠望は利かなかった。
日輪寺でしばし休息をとり,帰途に就く。みやま市から神崎市に至る。このあたりで野中さんと分かれ,平田さんと田崎は吉野ケ里を過ぎ,東脊振トンネルを避けて坂本峠に入る。狭くて,でこぼこで,曲がりくねった坂本峠。先行する平田さんに必死で着いて行こうとするが時々姿を見失う。やがて東脊振トンネルを抜けた広い道に合流し,南畑ダムの横を通過して那珂川町山田の辺りで平田さんと分かれる。6時過ぎに帰宅。走行距離は約250 km であった。
ふー,今回も充実したツーリングであった。
筑前町ファーマーズマーケットみなみの里 → 上高場の大藤 → 大刀洗平和記念館 → 中山の大藤 → 柳川市「菊水」 うなぎせいろ蒸し → 有明沿岸道路 → 南関 → 山鹿市日輪寺 → みやま市 → 神埼市 → 那珂川町 → 野方