雨のち晴れ
参加者: 野中、田崎、平田
走行距離: 220km(8時~17時30分)
記録:田崎
今年最後のツーリング。3号線沿いの筥崎宮の鳥居前9時の集合。この集合場所に向けて,8時過ぎに南区の自宅を出た時は結構雨が降っていた。しかし,天気予報では,雨は早朝に上がり,昼間の気温は20度前後との事であったので,何の心配もなく集合場所に向かった。集合場所には平田さんと野中さんが既に到着しておられた。
取り敢えず,北に走り,津屋崎,神湊港あたりの海岸線を目指して出発。3号線から西に入り,宮地嶽神社の横を通って海岸線へ。11月なのに寒くはない。海岸線と松林の中を北東にむかって快走。「道の駅むなかた」で小休止。午前10時「道の駅むなかた」は大盛況であった。「道の駅むなかた」を出て、さつき松原の海岸線を東へ。波津の海岸線には何十人ものサーファーたちが浮かんでいた。芦屋を経て若松の夏井ヶ浜「はまゆう公園」へ。
ここは,はまゆう自生地の北限との事。公園の入り口には「恋人の聖地」と書かれたプレートがあり,海岸近くまで歩を進めると「響愛の鐘」がある。男3人の中高年ライダーには無縁の地?とは言え,近くに見える岩場とその先の青い海,白波の合間に浮かぶサーファー,遠くには水平線と小さな船が遥かに見晴らされ,素晴らしい景色であった。
「はまゆう公園」を出て北九州市若松へ。新若戸道路(若戸トンネル)を通過。新しいトンネルに綺麗な道路がつながっていた。通行料は50円と激安。小倉の街に入る。渋滞に捕まる事もなく,街中を走って小倉南区の「資さんうどん」で昼食。平田さんと私は看板メニューの「肉ごぼう天うどん」,野中さんは「うどん付のかつ丼」,1976年創業,北九州発祥のうどん屋さんとの事,なかなかの美味であった。
一度行ってみたいという事で,北九州空港へ。北九州空港は海の中にある。陸地と空港を結ぶ新北九州空港連絡道路は5キロメートルほどあり,片側2車線の真っ直ぐな道路で,行き交う車は殆どいない。この道を快走して空港へ。3階の展望デッキから眺めると,空港にはスターフライヤーの飛行機が1機いるだけであった。それでも,この飛行機を背景に自撮りをするアベックや飛行機を眺める親子連れなどがいた。また,空港内にはお土産屋さんも幾つかあり,そこそこの人が集まっているように見える。折角来たので少し早めのティータイムにする。それにしても,空港に飛行機が1機だけとは寂しい。
空港を出て苅田町・香春町を経て田川市石炭・歴史博物館へ。巨大な煉瓦作りの2本の煙突(高さ45.5m)は迫力満点である。明治時代の蒸気巻き上げ機で使用したもので、炭坑節にも登場する。資料館の中には山本作衛氏による炭鉱の仕事や生活の絵などが展示されており,当時の炭鉱で働く人たちの苦労が偲ばれた。屋外には明治,大正,昭和の各時代の炭住が復元されており,特に,復元された昭和の炭住に入った時は,野中さんのご幼少の時の記憶が蘇ったらしく,感慨深げに当時の話をされた。
歴史博物館で野中さんと平田さんはマンゴーのソフトクリーム,私はバニラ。マンゴーのソフトクリームには果肉が入っていたとの事,私もそれにすれば良かったと後悔した。
ソフトクリームを食べて帰途に就く。201号線を通って飯塚から八木山峠を越えて宇美町へ。このあたりは野中さんのホームグラウンド,野中さんの案内で渋滞を避け福岡都市高環状線につながる道へ。幸運にも殆ど渋滞に捕まることなく,5時過ぎに帰宅。素晴らしい眺めのはまゆう公園,初めてみる北九州空港,田川市の石炭・歴史博物館と,盛り沢山のツーリング,走行距離は220キロ余りであった。
筥崎宮 → 津屋崎 → 芦屋 → 若松はまゆう自生地 → 若戸トンネル→
小倉南区(資さんうどん) → 北九州空港(ティータイム) → 苅田 → 香春 → 田川石炭資料館(おやつタイム) → ショウケ越え → 3号環状線下道路 → 野方