曇り時々小雨 記録:平田
参加者:林、武内、平田 走行距離:160km(12時〜17時)
今年の夏は台風の影響もあり天候不順の日が多く、前日の天気予報では午前中50%、午後から30%。普通だと50%と聞いただけで、行く気が失せてしまう。数少ないツーリングの機会を逃すのはもったいないと、当日の10時まで待って、午後の回復に期待しつつ、決行するか決めることに。その甲斐もあり、時間と共に午前中の雨も上がり、道路も徐々に乾いてきた。やったーとばかり12時道隈コンビニ集合、途中で昼食計画とする。
私の我侭で、夕方からの大学同窓会に間に合うよう17時位に戻る予定で、取りあえず西に向け出発。昼食を何にするか悩んだが、時間節約で代表的な日本のファーストフード、福吉の牧のうどんに入る。お盆休みの土曜日とあって、店内は結構混雑していたが、タッチの差で座敷に滑り込む。名古屋に単身赴任中の武内さんは、久しぶりの博多うどんということだった。出てきたうどんのボリューム感は相変わらず凄い。少々食べてもどんぶりの底が見えない。ごぼう天うどんを食べている内に、出汁を吸ってしまい、2回もやかんから補充した。走っている間中、満腹感に浸る。
西九州自動車道をスイスイ南波多町まで走り、そこから伊万里大橋方面へ向かうが、時間がないので北上し、呼子方面へ。いろは島の少し手前にアグリ山の標識が目に入り、名前に興味をそそられ立ち寄ることに。茶畑等が広がる小高い丘にそれはあった。昭和18年に敵機を監視するために作られたアグリ監視哨。6畳程の広さのコンクリートの建物が残っている。伊万里湾、福島、鷹島他360度の展望がすばらしい。山頂には、風が吹いた時でも遠くの飛来機の音だけを聞き取れる、聴音壕が掘られていた。山頂周囲にはつつじや桃が植樹され、花の季節に再訪したいと思う。
名護屋城経由で唐津への帰路につく途中小雨が降ってきたが、合羽を着るか迷う。数分間で雨域を抜け、風の力を借り着干しで乾かすことに。但し、この日は道路脇の温度計が25度台を表示していたが、一旦雨に会うと体感的にぐっと冷えてくる。それに合わせて気化熱も奪われると最早真夏の感じはしない。名護屋城傍の道の駅で買い物休憩。海に近いこともあり海産物を始め、農産物もあり、伊万里梨をゲット。後は一路野方に向かうが、往路の所々で渋滞を見かけたので、西九州道は避けてルート選択。国道を走ったが、意外に自動車道は流れていたようだ。
今回は天気からすると、ツーリングに行けただけでも良かったと思うしかない。来月はまた季節も良くなるので、一日ツーリングを楽しみたいものだ。
野方 → 福吉 → 南波多町 → アグリ山 → 名護屋城 → 唐津 → 二丈町 → 野方