====== 2023年06月24日(土) ====== 天候:曇り 参加者:田崎、野中、武内、菅原、平田正義 走行距離:200km(8時~16時50分) 記録:平田正義  6月になって2回目、そしてその間隔は1週間のツーリングとなった。当初の10日間予報では24日(土)90%、25日(日)70%の降水確率だったので、行けるうちに行っておこうとなって、1週間前の17日(土)に1回目のツーリング、高原地帯を目指し350kmツーリングを堪能した。梅雨の最中なのでいつ降られてもおかしくはないが、結果的には当日の予報は0%と太鼓判ものとなった。曇り空で気温も28℃程度、山間に入ると涼しさを感じる程で、ツーリングには最適のコンディションといえる。  集合場所でインカム4台の設定と、行き先相談で少々時間はかかったが、滝と紫陽花見物にまとまった。数日前にTV中継されていた見帰りの滝と古湯の紫陽花ロード、ちょっとその前に涼を求めて観音の滝へも立ち寄ることに。  今回はいつもと違って西九州自動車道で唐津までは行かず吉井ICで下線し、浮岳と十坊山の間を抜ける白木峠経由で七山へと向かう。九十九折れの幅広ワインディングロードでそれ程傾斜角を付けることなく標高を稼ぎ、玄界灘を見下ろしつつ登っていく。風を切ると涼感たっぷりの覚醒ロードといえるお勧めの道が七山村の中心部まで続き、R323を横断すると間もなく観音の滝へ到着。 [{{blog:2023:230624-観音の滝_到着.jpg?300|観音の滝到着}}][{{blog:2023:230624-観音の滝_橋_1.jpg?300|観音の滝_橋_1}}]\\ [{{blog:2023:230624-観音の滝_橋_2.jpg?300|観音の滝_橋_2}}][{{blog:2023:230624-観音の滝_集合_1.jpg?300|観音の滝_集合_1}}] 駐車場近くの渓谷を跨ぐ大橋からも滝の全景は見えるが、なんといっても滝つぼまで行って、マイナスイオンに当たらねばと遊歩道を200m程降りていく。数日前の雨のせいか、かなりの水量に圧倒される。滝つぼ横の河原で記念撮影すべく岩の上を跨ぐと、苔むしてはいないが滝の噴霧が常時降り注ぐせいか、3回程滑りそうになった。カメラポジションに苦労しながらハイポーズ。 [{{blog:2023:230624-観音の滝_近景.jpg?200|観音の滝_近景}}][{{blog:2023:230624-観音の滝_集合_2.jpg?300|観音の滝_集合}}]  樫原湿原のサギ草は7月が開花時で、今回は若干の花々とカラフルなトンボ、それも絶滅危惧種に指定されているものに癒される。標高が高く、湿原で気温も左程上がらず快適な散策路でゆっくり自然鑑賞が出来た。女性自然観察員の説明も丁寧で、樫原湿原の昆虫・植物の説明、湿原の生い立ちや関係者の自然環境を守る苦労話も聞け、大変参考になった。 [{{blog:2023:230624-ヌマトラノオ.jpg?300|ヌマトラノオ}}][{{blog:2023:230624-モウセンゴケ.jpg?300|モウセンゴケ}}]\\ [{{blog:2023:230624-黄色いトンボ.jpg?300|黄色いトンボ}}]  古湯なか紫陽花ロードは佐賀県の紫陽花名所で検索したらヒットしたもので、初めて来たが地元住民が協力し、見事な紫陽花ロードを作り、維持されていると推察する。花園は200m程しかないが、色とりどりの紫陽花が道路両脇に植えられ、山間ながら多くの観光客で賑わい、花鑑賞に記念撮影と散策しながら楽しんでいた。まだ行かれたことのない方には、静かに花鑑賞する場所としてお勧めしたい。 [{{blog:2023:230624-あじさいロード.jpg?300|あじさいロード}}][{{blog:2023:230624-あじさいロード_集合.jpg?300|あじさいロード_集合}}] 次に向かったのは見帰りの滝。佐賀県内で滝と紫陽花で有名な花の名所では、紫陽花が見頃な時季は紫陽花祭りで賑わい、駐車場規制や露店が立ち並び、1年で最も賑わう。滝の水量はこちらも多く、落差約100mから落下する滝は清涼感あふれ、紫陽花とよくマッチしている。遊歩道から紫陽花越しにみる滝は映えスポットとして定番。40種類4万本といわれる紫陽花は丁度見頃を迎えていた。 [{{blog:2023:230624-見帰りの滝_1.jpg?200|見帰りの滝_1}}][{{blog:2023:230624-見帰りの滝_2.jpg?300|見帰りの滝_2}}] 前回来たときバイクは滝傍の駐車場まで入れたが、今回は手前の200円也駐車場に停め、少し歩いた所から100円のシャトルバスに乗った。上り坂では皆さんピストンバスを利用するが、下りは紫陽花散策も兼ね、ゆっくり景色を楽しみながら降りていく。 [{{blog:2023:230624-途中にあったネムノキ.jpg?300|途中にあったネムノキ}}][{{blog:2023:230624-見帰りの滝_集合.jpg?300|見帰りの滝_集合}}]  時間もお昼近くになったので食事処を探しに唐津市方面へ。バイパス沿いに走れば何処かあるだろうと当たりを付け、走る。ファーストフード店が多く、唐津まで来て趣はないが、武内さんは16時までに帰宅したいとの事だったので、早速見つけた資さんうどんへ。昼時で店内は一杯だが、そこは日本の誇るファーストフード、うどん。直ぐに着席でき、ちゃちゃっと注文。2人同じメニューでオーダーしたのに、皿うどんが1皿しか運ばれてこない。どうした日本のファーストフード!店員にオーダーを確認し、暫くして運ばれてきた。菅原さんは食べ終わりつつある皆さんに追いつくのに必死だったのでは? [{{blog:2023:230624-資さんうどん.jpg?300|資さんうどん}}][{{blog:2023:230624-めにゅー1.jpg?300|めにゅー_1}}]\\ [{{blog:2023:230624-めにゅー2.jpg?300|めにゅー_2}}][{{blog:2023:230624-めにゅー3.jpg?300|めにゅー_3}}]  昼食後、武内さんに残された時間も勘案しつつ、波戸岬方面へ向かうことに。途中、土産調達の為、道の駅 太閤魚市の会へ立ち寄る。土産を物色していたら武内さんはタイムアップとなり、ここでお別れ。山(笠)男さん、お気をつけて。 [{{blog:2023:230624-道の駅_太閤魚市の会.jpg?300|道の駅_太閤魚市の会}}]  さざえのつぼ焼きの煙漂う波戸岬へは40年ぶり?に再訪。半島風の岬は芝生広場、砂浜、海中展望台と環境が良く整備され親子連れ、カップルそれにライダーのおじさん連れにも優しい観光地だった。潮風を満喫し壱岐、加部島、加唐島が見える海を後にする。 [{{blog:2023:230624-波戸岬.jpg?300|波戸岬}}]  名護屋城のある鎮西町を抜け玄海町に入る。時間があればR204を南下するが、当初の予定通り17時帰福を目標に、玄海町から県道254を唐津市へとショートカットする。この道も交通量が少なく走りやすい道で、初めて通る道だったかもしれない。唐津市のSTARBUCKSコーヒーでティータイムとし、その後R202の海岸線で深江まで戻り、田崎さん、野中さんは西九州道経由都市高で、菅原さん、平田は最後のツーリングロード日向峠経由で帰宅。今回は皆さんの帰宅時間に制限があったので、200kmのショートツーリングになったが滝、紫陽花、湿原鑑賞と山間の広域農道と中身は充実したものとなったのでは? {{blog:2023:2023_06_24全行程.jpg?400}} 全行程 福重ナフコ(8時) → R202 → 西九州自動車道 → 吉井IC → 県道143 → R323 → 観音の滝(9時) → 樫原湿原(10時) → 古湯山なか紫陽花の道(11時) → 北天グリーンロード → 県道37 → R203 → 相知町見帰りの滝(11時40分)  → 県道40 → R382 → 唐津市 資さんうどん(12時30分) → 鎮西町 太閤魚市の会(14時) → 波戸岬 → R204 → 県道254 → 唐津市STARBUCKSコーヒー(15時20分) → R202 → 日向峠 → 野方(16時50分)